何かしらの原因で歯を失ってしまったら、どのような対処法が考えられるでしょうか。現代、多くの方が選択されているのは、入れ歯とインプラントのどちらかです。
特に、多くの歯を失ってしまった方は、インプラント(特にオールオンフォー)と、入れ歯のどちらかにするか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。また、失った歯の数は少なくても左右の奥歯を失ってしまった場合は大きな入れ歯になってしまい、入れ歯が使いにくいと不便を感じる方も多いことと思います。
これから治療をお考えの方は、「痛みが出る」「外れやすい」「噛みにくい」などのデメリットを耳にして、入れ歯にするのを躊躇されるケースも少なくないでしょう。ではインプラントはどうかというと、入れ歯よりは噛みやすいものの、治療費が高額になるケースが多く存在します。また、入れ歯やインプラントは、短期的、長期的に見ると患者さまご自身の健康を維持するのに適していない場合も多く存在するのです。
これでは、歯を失くしてお困りの方が救われません。当院は入れ歯とインプラントの良いところを掛け合わせた治療をご用意し、歯を失ってしまったお悩みを持つ患者さまにオススメしております。
その治療は「スマイルエイジングティース」と呼ばれ、入れ歯とインプラントそれぞれの欠点を補い合っているのが特徴です。このページでは、スマイルエイジングティースがどのような治療法で、どのようなメリットがあるのか、そして費用がどの程度かかるのかなどを詳しくご説明いたします。
歯を何本も失ってしまった方が真っ先に治療の一つとして思い浮かべるのは入れ歯治療ではないでしょうか。
失った歯の本数が多い場合、また、左右に渡って歯を失ってしまった場合は、入れ歯が大きなものとなり、それに伴いお口の中での違和感も大きくなります。
何より、ご自身の歯が残っている場合は、その歯に入れ歯の支えとなってもらうため、ご自身の歯に負担が大きくかかり、歯がどんどん抜けてしまうということがよくあるケースです。
ほとんどの歯を失ってしまった場合には、インプラント(オールオンフォー)という治療を行うことが多くあります。
インプラント(オールオンフォー)は、歯を失った部分のあごの骨に、ネジのような人工の歯の根を4~6本植え込み、その上に入れ歯を固定する治療法です。入れ歯ではありますが、ネジで固定しますので自分では取り外しはできません。
また、オールオンフォーの場合は通常、上なら上、下なら下、それぞれ歯が全くない場合に適応される治療法となります。そのため、この治療を行うためにご自身の歯を抜いてしまう、そんなケースもあるのがインプラント(オールオンフォー)になります。
入れ歯治療、インプラント治療それぞれメリット、デメリットをご紹介してきましたが、最大のデメリットは「残っている歯に負担がかかる」こと。そのため、いずれは歯を抜かなければならないことが多くあるのです。歯科医師として、健康な歯を1本でも残したい、それを叶える治療はないかと模索したのが、「スマイルエイジングティース」なのです。
複数歯を失い、入れ歯治療や、インプラント(オールオンフォー)治療を行おうとご検討中の方はぜひ、スマイルエイジングティースを治療の選択肢のひとつに加えてみてください。
「スマイルエイジングティース」は、埋め込んだインプラントの上に入れ歯を装着する治療です。オールオンフォーと同様に思える治療ですが、大きな違いは「自分で取り外しができること」。
入れ歯治療と、インプラント(オールオンフォー)治療を掛け合わせたような治療であり、入れ歯とインプラント(オールオンフォー)両方のメリットを兼ね備えているのが特徴です。
また、インプラント(オールオンフォー)の治療費は、300~500万円(税別)が相場ですが、スマイルエイジングティースの場合は、111万円~177万円(税別)と費用もリーズナブルなのが特徴です。
当院は、患者さまのお体や経済的なご負担を少しでも抑えられるよう、スマイルエイジングティースを選択肢のひとつとしてオススメしております。
スマイルエイジングティースは、入れ歯とインプラントの良いところを掛け合わせ、デメリットを解消することを目指した治療法です。手術が必要というデメリットの解消には至っておりませんが、インプラント(オールオンフォー)治療に比べ、小型のインプラントを埋め込みますので、お体への負担は軽くできます。
費用面も、患者さまが無理なくスマイルエイジングティースをお選びになれるよう、さまざまな工夫を重ね、インプラント(オールオンフォー)治療の半額以下にまで抑えることに成功しました。それぞれのメリットについて詳しくご紹介いたします。
スマイルエイジングティースはメリットの多い治療法ですが、その中でも一番のメリットは「残っている歯を悪くしない」ことだと当院では考えております。
歯を失った場合の治療として代表的な入れ歯の場合、残っている歯を利用して支える構造をしています。そのため、他の歯に不必要な負担がかかりやすくなってしまうのです。しかし、スマイルエイジングティースは他の歯を支えとしませんので、残っている歯に負担がかかりません。
また当院が「残っている歯を悪くしない」ことをスマイルエイジングティース最大のメリットとして挙げるのは、取り外しやすい構造から生まれる「お手入れがしやすい」という恩恵があるからです。取り外しができると、スマイルエイジングティースに使用しているインプラントや入れ歯の清掃はもちろん、ご自身の歯もしっかりとキレイにすることができます。結果として歯周病などのトラブルにも見舞われにくくなり、「これ以上、歯を失わない」健康なお口を目指すことが可能となるのです。
実際にスマイルエイジングティースがどのような構造をしているかというと、洋服やかばんなどで使われているスナップボタンがイメージとして近いものでしょう。入れ歯をスナップボタンのようにパチンと留めて固定するだけですので、外すのも簡単です。加齢などで指先の力が弱くなってきた方には、ボタンの固定力を緩めて使いやすくすることも可能です。また、ネイルなどのために入れ歯を外しにくいという場合は、取り外しをより楽にする細工も承っております。
当院では、実際にスマイルエイジングティースをお使いになる患者さまのお気持ちを第一に考え、設計の段階から患者さまの生活背景や身体的な特徴を考慮し、毎日を楽しく過ごしていただく良きパートナーとなれるような工夫を凝らします。インプラント(オールオンフォー)治療をご検討中の方にも迷わずオススメできる。それが当院のスマイルエイジングティースです。
将来的に自分がどのような生活を送ることになるのか。介護が必要になるのか。それはどなたにも予想できません。不慮の事故やお体の病気など、想定外の原因によって介護が必要になることは誰にでもありえます。
万が一そのような状態になった場合、生活や全身のケアに目が行きがちですが、実はお口の問題も重要な意味を持っているのです。それまでに行ってきた歯の治療が、複雑なお手入れ・メインテナンスを必要をするものだった場合、介護を担当される方はそのお手入れを引き継がなければなりません。
健康な状態のときにご自身でさえケアが難しいものを、ほかの方に委ねる。これには相当のご苦労が伴うでしょう。そうなればお口の健康が保てず、徐々にご自身のお口で食事やおしゃべりを楽しむことができなくなるおそれがあります。実際に当院でも、介護をされている方から「どうやってケアをしたら良いのかわからない」というご相談を頻繁に受けています。
将来的な困りごとをできる限り減らしたい。スマイルエイジングティースは、そんな方のお悩みにも寄り添える治療法です。患者さまご自身で簡単に取り外しができますので、もし介護が必要になったとしても、介護者が簡単に取り外し、お手入れを行うことができます。スマイルエイジングティースの入れ歯、残っている歯、両方をしっかりとケアできますので、お口の健康を長く維持しやすくなるのです。
私たちは起こりうる未来を想定して、患者さまそれぞれに合った治療法をご提案しています。
お顔が老けて見えてしまう原因はいくつかありますが、お口周りのシワもそのひとつです。このシワは、噛み合わせが低い入れ歯を入れていたり、唇が内側に入っていたり、さまざまな要因から発生します。
スマイルエイジングティースはその名の通り、若々しさも考慮されている入れ歯ですので、お口に合ったものを使用することで10歳以上若返って見えることもあります。若々しい口元になれるような設計をしやすい治療法ですので、見た目の若さを維持したい方もぜひお気軽にご相談ください。
入れ歯とインプラントの良い部分を掛け合わせた「スマイルエイジングティース」は、日本国内ではまだ取り扱う歯科医院が少ない治療法です。
一見するとインプラント(オールオンフォー)治療に似ていますが、取り外しができるかどうかという点に違いがあります。取り外し式を実現するためには高い技術を必要とするためか、それだけの技術を持ち合わせている歯科医師が少ないのが現状です。また、手術が必要ですので、歯科医師なら誰でもできるというわけではありません。
当院では、インプラント治療のスペシャリストと、失われた歯や歯ぐき、あごの骨を、顎補綴(がくほてつ)や歯列矯正を駆使して美的に回復するスペシャリストがタッグを組み、スマイルエイジングティースの治療にあたっています。日本屈指のスペシャリストたちが共に治療を行うこと自体、珍しいことです。
当院のスマイルエイジングティース治療で腕を振るう歯科医師のひとりは、織田光夫氏です。織田歯科医師は国立東京医科歯科大学で学んだ後、口腔外科分野での学位も修得しています。
当院ではこの織田氏にインプラント治療を一任。後進の育成はもちろん、口腔外科治療に全てを注いできたと言っても過言ではない織田氏は、骨を再生するための材料(骨たんぱく材)において、特許も持っているほどです。
多くの大学病院において、研究予算の多くは個人ではなくその施設と研究グループに対して与えられるものです。ところが織田氏は、その研究内容や治療を認められ、個人で研究費を与えられてきました。臨床経験も豊富で、年間300本以上(※)のインプラント治療に携わっています。インプラントを埋め込むあごの骨が少ないような場合でも、成功に導くだけの適切な治療技術を持つインプラント治療のスペシャリストです。治療後のケアやご相談にもしっかりと対応いたします。
※2020年現在
スマイルエイジングティースの治療を担当するもうひとりのスペシャリストは、当院院長の佐藤です。国立東京医科歯科大学を卒業後、当時の病院長であり、のちに学長も務めていた大山氏の右腕として治療技術を学びました。その過程では、多くの著名人の審美補綴治療に携わってきた経験が数多くあります。
さらに、ただ歯をキレイにするだけでなく、口腔がんや事故で、歯だけでなくあごの骨が失われてしまった方の治療「顎補綴治療(がくほてつちりょう)」を多く経験しています。とらえ方によっては大変不謹慎な表現ではありますが、「歯だけを失うのはそんなに大変な事態ではない」と思えるほどに、回復の難しい治療に直面してきた経験から、自信を持ってしっかりと噛めるお口を取り戻すお手伝いをいたします。
このように当院では、インプラント治療のスペシャリストと口元の機能的美観再建のスペシャリストがタッグを組んでスマイルエイジングティースの治療にあたっております。スマイルエイジングティースには高い技術力が必要だとはいえ、どうして歯科医師が二人も必要なのでしょうか。
それは、インプラント治療と入れ歯治療、両方の専門的な見識が必要だからです。たとえばインプラント治療を得意とする歯科医師は、被せ物や入れ歯の治療(補綴/ほてつ)についての視点が甘くなることがあります。その逆で、入れ歯を専門とする歯科医師も同様に、専門外への配慮がおろそかになりがちです。
インプラント治療では、骨がたくさんあるところにインプラントを打ち込み安定させることを優先しますが、それは審美歯科や補綴の観点からだと、理にかなった打ち込み部位ではないことがしばしばあります。インプラントと補綴の両者を熟知していなければ、患者さまにとってより適したスマイルエイジングティースをご提供することが難しいのです。
インプラント治療の織田氏と当院の院長は、国立東京医科歯科大学時代の同級生です。そこには長年培われた関係性があり、インプラントを含む口腔外科学の視点、審美歯科・補綴学の視点からお互いに進言し合っています。ふたりのスペシャリストそれぞれが持てる力を存分に発揮しているのが、当院の「スマイルエイジングティース」治療なのです。
スマイルエイジングティースをお作りする際は、治療に先立ってしっかりと必要な検査を行います。噛み合わせの検査やお口の中の模型による検査に加え、虫歯や歯周病など残っている歯の検査も怠りません。より精密な検査を実現するために、当院ではCTやデジタルレントゲン、マイクロスコ―プなどの設備も充実させております。
また、入れ歯を作りたいとご希望の方も同様に、すぐに治療を開始するわけではありません。今お使いの入れ歯がある場合は、その入れ歯を修理したり、新しい入れ歯をお作りしたりして、まずは入れ歯のお悩みを改善することに努めます。痛みが出る、噛みにくい、外れやすいなど、入れ歯のお悩みには理由がそれぞれあるからです。
結果的にスマイルエイジングティースをお作りすることになったとしても、最初に入れ歯のお悩みを解消することが、患者さまにご納得いただけるスマイルエイジングティース治療の第一歩となります。一見遠回りに思える工程かもしれませんが、入れ歯治療の過程で行う検査や治療工程が、必ず意味を成すのです。当院はこの精密な検査と丁寧な治療工程を重ね、治療を進めております。
当院では、「お口に入れた後」のことまでを考慮に入れた治療のご提案をしています。当面のお悩みや問題をとりあえず解消するだけではなく、後々のことまで考えるのは、できるだけ健康なお口を維持していただき、患者さまがこれ以上、歯を失うことのないようにしたいからです。この一番強い願いを実現させるため、私たちは治療が終わったあともしっかりと患者さまのフォローをしています。
お食事をしっかり噛めているか、入れ歯の着脱は問題なくできているか、患者さまご自身がどのようにケアを行うのが良いのか。スマイルエイジングティースを実際にお使いになる患者さまのお気持ちになって、当院はメインテナンスを行っています。歯を失う原因は人それぞれですが、少しでも健康な歯でいたいという願いは皆さま共通でしょう。そのためには、メインテナンスがとても大切なのです。
当院はスマイルエイジングティースの治療と同様、メインテナンスについても患者さまのご負担の軽減に努めております。治療後、月に1回のメインテナンスを3回分無料でご提供。スマイルエイジングティースを長持ちさせるケアの習慣を、患者さまご自身の日常に取り込みやすいようアドバイスいたします。残っている歯を悪くさせないためにも有効です。
さらに、当院で受けていただくメインテナンスでは、プロフェッショナルケアも受けていただけます。ご自宅でのケアを丁寧に行っていても、どうしても取り除けない汚れはあるものです。歯科医院専用の機器と専門的なノウハウを活かすことで、頑固な汚れに対してもしっかりと対応が可能です。健康なお口の維持のため、さとう歯科医院は治療後もしっかりとサポートいたします。
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午前:10:00~13:00
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休診日:日曜・祝日